熱中症と脳卒中の見分け方|夏に見逃したくない症状を医師が解説
気温の高い日に頭がぼんやりする、ふらつくといった症状は、多くが熱中症によるものです。ただ、脳梗塞や脳出血が同じような形で始まることもあり、見分けが大切です。
熱中症に多い症状
全身のだるさ、頭痛、吐き気、めまい、体温の上昇、大量の発汗またはその後の発汗の停止などが、体の両側にわたって起こります。涼しい場所で休み、水分と塩分をとると改善へ向かうことが多いです。ただし、意識がはっきりしない、体温が非常に高い、水分がとれないといったときは重い熱中症であり、体を冷やしながらすぐに救急へご連絡ください。
脳卒中を疑うサイン
- 顔の片側がゆがむ、片方のまぶたや口が下がる
- 片方の手足に力が入らない、片側だけしびれる
- ろれつが回らない、言葉が出てこない
- 片方が見えにくい、物が二重に見える
これらは体の片側に偏って現れるのが特徴です。涼んで水分をとっても続くとき、急に始まったときは、時間が経つほど治療が難しくなるため、すぐに救急へご連絡ください。
Q. 症状がすぐ消えたら大丈夫ですか?
A. 短時間で消えても、一過性脳虚血発作という脳梗塞の前触れのことがあります。落ち着いてからで構いませんので受診をご検討ください。
受診をご検討の方へ
池川内科・神経内科(愛媛県東温市)では、一般内科・脳神経内科・リハビリテーション科を併設しています。毎週金曜は脳神経内科専門の担当医による外来を行っています。